- 2008.12.19
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究 コンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 第8回のフォーラムでした。メディアデザイン研究科 奥出教授から「社会資本とビジネスモデル」のタイトルで、サーヴィスをデザインし社会的なビジネスモデルに作り上げていくプロジェクトとして、地域の医療現場における医者・看護士仲間のプロフィール掲載ウェブ、その担い手となるCommunity Interest Company の概念などの話を聞きました。環境情報学部 坂井教授からは「生活と世界を変えるデザインの力」のタイトルで、“ローコストでハイリターンの経営資源であるデザイン”の迫力ある実例について自身のデザイン活動から取り出して話がありました。また、情報を生活に活かすのは情報ネットワークの出入り口のプロダクトデザインに関わるとのコメントがありました。
- 2008.12.10
カーテスティングJAPAN 2008 Winterに参加。
― 自動車の運転シュミレーション・ソフト、振動、熱、衝撃等の測定、計測ソフトウェアの専門展でした。安全問題・環境問題への対応が厳しくなっているなかで、このような計測ソフトの重要性も高まっていることをうかがわせる展示会でした。
- 2008.12.4
横浜Design Product Groupのモノ作りミーティングに参加。
― ?スリーテック久野社長等が主宰するDPGのミーティングに参加しました。この1年間の活動を振り返り、今後の活動について参加者で意見交換しました。財政的支援が無いまま、民間の1企業が主導するモノ作りワークショップの活動には自ずから困難が伴いますが、若手デザイナーや若手経営者の他流試合の場であり異業種交流の場として、地道に活動を継続し、参加者がそれぞれの立場で貢献していくことを確認しました。
- 2008.12.3
MATLAB EXPO 2008に参加。
― 米国The MathWorks社の数値解析ソフトウエア「MATLAB」などの説明、国内各社の適用ソフトの展示、日本大手メーカーの社内応用事例の紹介などを行うものでした。歴史のある会社のソフトであり、極めて広範な国内ソフト会社が適用ソフトを販売し、有力製造企業の生産現場・研究所が活用していることに少なからず驚きました。
米国本社の幹部が、「MATLABを利用して、多くの部品を組み合わせる製品設計の際、部品機能間のコンフリクトを最小化し最適解をFront-Loading で見つけるべきだ」と説明をしていましたが、まるで日本の擦り合わせ型製造業の解説を聞いているような気がしました。このソフトに代わる国産のソフトが開発されているのかどうかを見つけるのが次の課題だと思いました。
- 2008.11.27
東工大横浜ベンチャープラザ・すずかけビジネスセミナーに参加。
― TechonoProducer?の楠浦氏から、特許公開公報、特許公報などの“要約”、“課題”、“課題解決”などの記述を活用して、研究開発型ベンチャー企業が有する技術に類似する出願を抽出し、そこから技術ユーザーとなりうる企業を類推する。また、当該類似特許出願から当該企業の研究責任者を導き出し、展示会出展における当該企業の参加者情報などと突き合わせ、マーケティングを行うと言う「特許情報を用いた技術マーケティングと活用事例」の話しを聞きました。
各地のインキュベータに入居する研究型企業やスタートアップ企業の製品・技術マーケティングに有効な実践的な手法だと思いました。
- 2008.11.26
中小企業総合展2008(General Exhibition for SMEs 2008)及び産業交流展2008(Tokyo Industry Exhibition 2008)に参加。
― 中小企業基盤整備機構がオルガナイズし全国の中小企業が展示する総合展と、東京都等が主催して中堅・中小企業が出展した交流展が、東京ビッグサイトで開催さました。中小企業総合展は主に国内の中小企業間の交流を狙っているものと思われました。昨年名刺交換をした富山県の藤堂工業?の営業部長さんに再度お会いしましたが、自動車部品の受注の落ち込みが大きく、今後の予想が極めて困難とのお話でした。産業交流展は、中堅企業中心に、海外展開も含めて来場者を期待している様子でした。こちらもWAA勉強会メンバーの?三宝の厚木支店長がブースに居られ、半導体製造工程で使われるイオナイザなどの説明を受けました。まだ直ちに受注への影響は無いようですが、全体に、不透明感を感じる展示会でした。
- 2008.11.21
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 第7 回のフォーラムでした。今回は慶応湘南藤沢の全研究室の研究成果などを発表するオープン・リサーチ・フォーラムの一環として開催されました。六本木ヒルズのワンフロアに学生が主体となり、パネル展示、セミナー、パネルディスカッション等多彩なプログラムを実行していました。KIEPは慶応知的資産センターの羽鳥所長が、慶応発の特許を含む技術移転の仕組みについて講演をしていました。また、学生による起業のビジネスプランのプレゼンとコンペが行われました。全体に、イベント好きに止まらない熱心さを感じましたが、学生も二派に分かれているのかもしれません。
- 2008.11.20
早稲田インキュベーションセンター開所式に参加。
― 早稲田のキャンパスの一角に、新しいインキュベータが開設されました。従来の旧早実高校の校舎からの移転拡充とのことです。現在は主に早稲田大発の情報技術を使った情報提供、コンサル、Eラーニングなどのスタートアップが入居しているとのことでした。
- 2008.11.19
組込み総合技術展2008(Embedded Technology 2008)に参加。
― 横浜パシフィコで、自動車、電機、携帯、ロボット等への組込みソフトを中心とした展示会でした。今回は、慶応湘南藤沢のインキュベータに入居している?アイコアのオフショア開発のテスト用ソフトの応用の場を見つけたいという問題意識があり、開発ソフトのテスト・検証のためのソフトに目が向きました。ただ、自動車用組込みソフトの開発・テストを行っているガイオ・テクノロジー?が印象に残りましたが、同社はすべて国内で開発しているため、オフショア開発のテスト用ソフトには繋がりませんでした。また、横浜の?スリーテックの久野社長が、日本・韓国・中国のEMS-R2グループを代表して、出展していました。
- 2008.11.1
デザイン・タイド トウキョウ2008( Design Tide Tokyo 2008)に参加。
― 今年のメイン会場は東京ミッドタウンでした。ミッドタウンはデザイン関連団体もあり、ビルの空間、公園などを使った総合的なデザイン展示が行われていました。
デザイン・タイドには、家具や室内装飾品など若手による斬新な出品がされてましたが、機能追及のシンプルな家具と、遊びを追及した装飾品に大きく分かれていました。
- 2008.10.30
明治大学情報コミュニケーション学部の授業に参加。
― 同学部廣澤さんが担当されている講義の一部として、多様な人材が集まる米国シリコンヴァレー(SV)におけるコミュニケーション能力の重要性、我が国のIT産業などの今後の発展の可能性ために必要不可欠な他文化圏との英語によるコミュニケーションの重要性について話をしました。特に若い世代がグローバルで日本一極でない発想をすることを訴えました。
- 2008.10.29
FPD International 2008に参加。
― 横浜で開かれた液晶・OLEDのパネル等の展示会でした。台湾・韓国のメーカーの出展も多く、アジアの展示会というべきもので、彼らの製品もブースも、非常に繊細で垢抜けたものとなっており、時代の移り変わりを感じさせられました。
表面改質加工のレイデント株式会社、半球形の全光束測定システムの大塚電子株式会社、液晶画面の業務用主観評価用動画像集の株式会社キュー・テックなど、液晶産業の底辺を支える特色ある技術を有する中堅企業に関心を持ちました。
- 2008.10.21
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コ ンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 湘南藤沢キャンパス発のヴェンチャーであるAISSY株式会社から、味覚センサー
技術と味覚センサーによる味シミュレーションと最適味覚のソリューション提供のビジ
ネスの紹介がありました。
更に、小川教授からは「情報大航海時代の到来」と題して、“量”からの情報検索では
なく、検索側の問題意識を実現して“質”を反映する検索エンジンの開発について講
演がありました。
また、砂原教授からは「実社会に浸透したネットワークと知恵の生
成」と題して、来るべきIPv6時代に、世界中の社会システムに組み込まれるセンサー
を結ぶネットワークの構築とそこから得られる情報の活用の展望について講演があり
ました。多くの活用例の一つとして、都市空間・オフィス空間に埋め込まれたセンサー
がもたらす温度、湿度、照度などの気象データの活用による都市空間まるごとの省エ
ネルギーの実証プロジェクトとの紹介がありました。
- 2008.10.17
ITPro EXPO2008 Autumnに参加。
― ITちゃんこ鍋のような感じは1月開催の前回と同様でした。 サンフランシスコ勤務時代に知り合った坂本氏が創業したIPLocks社が出展していました。個人情報保護・監査対応のセキュリティソフトを提供するビジネスを金融関連企業に行っているとのことでした。
また、旧知のディジタルコミュニケーションはアライアンス先であるアンテナハウス株式会社とXML利用文書作成ソフト等を展示していました。
- 2008.10.16
Bio Japan 2008 に参加。
― 主に薬品・バイオ燃料関連技術が出展されていると予想していましたが、各国政府機関も含めて数多くのアルコール飲料・食料を展示していました。説明側も聞き手もワインのカップ片手で談笑をしている他にはない雰囲気の展示会でした。
その中で、特定のペプチドを使って体内の有害毒素を除去とする技術を開発している?ぺプタイド・ドア、フェムト秒レーザパルス励起によるテラヘルツ分光分析装置を出展している?先端赤外に興味を持ちました。
- 2008.9.29
横浜Design Product Groupのモノ作りミーティングに参加。
― ?スリーテック久野社長等が主宰するDPGのミーティングに参加しました。
今回は、米国の商業施設で注目を浴びている商品デモ用の3D画像技術を、日本で
商品デモを超えてどのように利用するか、その可能性について参加者で議論しまし
た。
- 2008.9.19
東工大横浜ベンチャープラザ・すずかけビジネスセミナーに参加。
― ディジット?舩川治郎社長から「今まで出会った経営者―共通する5つの成功法則」と言うお話を聞きました。同氏は、日本発のインターネット検索エンジンの開発を慶応大と共同開発したというITビジネスの先駆けですが、現在はインターンシップの仲介を行うビジネスをしています。非常に明確なビジネス理念を持たれており、
?理念の持った経営。明確なヴィジョンと地道な実行。
?諦めない。試練を楽しみ、失敗から学ぶ。
?変化へ対応。柔軟な思考。常に学習。
?自分を常に知ることを心がける。自分への疑問。会社の存在意義への問いかけ。
?メンター・同志を持って、常に相談。
という形で、失敗談も含めて紹介が有りました。
- 2008.9.18
ID Forum Tokyo 2008 -- ブランド構築のためのデザイン活用とそれを支える3次元データ -- に参加。
― Ken Okuyama Design CEOの奥山清行氏の講演をお聞きしました。長い説得力のあるデザイン活動と山形工房の実践の話しに感銘を受けました。大要は次の通りです。デサインと技術と生産プロセスが良い製品を生み出すのであり、これは消費者との共同作業である。イタリアの中小企業の製品はこの考え方から生み出されている。
残念ながら日本の中小企業は大手の下請けとなっており、これが山形工房の活動を始めた契機である。デザインナーは、組織の中の複数の技術の芽を育て、新製品に育て上げていく役割を果たすべきだが、大手企業では技術が縦割り組織に跨っているため限界がある。
- 2008.9.18
東大産学連携本部「起業・大学発ベンチャーセミナー」に参加。
― 大学発ベンチャーにおける人材確保・人材育成の課題についてのセミナーでした。東大の技術を基に起業から数年経過した5つの会社の社長が、人材確保・育成について抱える問題点や実際の採用活動を披露していました。先端技術に関わるビジネスであるため、スタッフに高度の技術知識を求める一方、そのような人材が若い企業には集まってこないとの共通の問題を有していました。?インヴィニオ高井社長からは、起業の成功はトップのティームにあり、人事・総務担当の幹部が限られた厳しい環境の中でもいかに人材のOJTに取り組むかなどが必要であることのコメントがありました。
- 2008.9.18
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コ ンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 第5 回のフォーラムでした。?マザーハウスからバングラディッシュの素材を扱ったユニークなバッグ販売のビジネスの紹介があり、当日参加した多くの慶応の学生が質問をしていました。また、看護医療学部宮川准教授から、裁量労働で働く女性研究者の子育て応援の仕組みについての研究について、大学院政策・メディア研究科樺澤特別研究教授から、欧米数カ国の産学連携の現状について、それぞれ発表がありました。
- 2008.9.11
(社)日本能率協会主催 生産と設備管理のソリューション展2008(Manufacture & Maintenance Solutions Show 2008 by Japan Management Association)に参加。
― 環境技術、計測技術、非破壊検査技術から、生産工程管理システム、設備管理システムなどが展示されていました。NECがアライアンスを組んでいるスウェーデンIFS社のシステムとNECのObbligatoを協働させる生産管理システムを展示していました。同様の構成の製品が日本企業から出展されており、日本型生産管理システムの強みは、欧米のERPソフトを我が国の生産現場で育ってきた生産プロセス管理システムなどと統合しカスタマイズして、新たなシステムと作り上げていくところではないかと感じました。
- 2008.9.5
MCPC(Mobile Computing Promotion Consortium)主催モバイルソリューションフェア2008に参加。
― 大手の通信事業者と大企業の関連会社の出展が多く、ベンチャー企業等独立系の企業の出展は少なく、寂しい感じがしました。その中でターニングポイント社(Turning Point Corp.)の災害時に活用できるGPS情報や方位などをフラットパネル上の地図に表示するソフトが印象的でした。リコー製のディジタルカメラと併せて使うシステムとして自治体向けに導入を期待しているものです。
- 2008.8.28
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 第4回のフォーラムでした。慶応藤沢インキュベータからは、有限会社アイコアの山本社長から「高品質オフショア開発へ取り組み」の発表がありました。同社ではインドネシア・スラバヤ工科大学の卒業生を採用し、仕様書の日本語教育などを進めて開発を担う人材を確保するとともに、成果物であるソフトウェアの品質の検証・試験を、ドイツ製のTTCN-3(Testing and Test Control Notation version 3)に準拠したソフトを使って行うビジネスを始めたとのことでした。
大学からは、中村教授が藤沢市におけるWiMAX事業の立上げについて講演されました。市民の目線で市民の共通のインフラとなる無線情報ネットワークを作り上げる意欲的な話しでした。
- 2008.8.27
JEITA(電子情報技術産業協会)“組込み系ソフト開発をスピードアップ”ワークショップに参加。
― 今後の我が国の電子・情報産業における組込みソフトの開発の効率化と開発力の向上のための問題解決を産業界の担当者が話し合うワークショップに参加する機会がありました。モデルベース化を図りながらソフトウェアエンジニアリングによって課題解決を図ろうとするものですが、開発プロジェクトを纏め進行させて行くマネージャーのスキルの向上や担当SEのモラル向上など人的資源に関わる問題も多く指摘されていました。包括的な分析と問題提起を、名古屋大の高田教授がされました。
- 2008.8.22
WAA勉強会に参加。
― 医薬医療関連のコンサルタントであるアイザックの野元さんから、シンガポール政
府の協力を得て、シンガポールで進めている難病治療の新プロジェクトについて話を
聞きました。
- 2008.8.8
京都大学材料系新技術説明会(科学技術振興機構共催)に参加.(Presentation Meeting related New Material technology of Kyoto Univ. cosponsored by JST)
― JSTが月2,3回のペースで開催してきた日本の大学の新技術の説明会で、京大の材料系の研究開発の中から応用分野が見えている技術を紹介する場でした。一連の各大学の説明会での発表から、9月に開催される“イノベーション・ジャパン2008・大学見本市”に出展される技術が集められていく仕組みであると思います。
- 2008.7.30
マイクロマシン・MEMS展(Exhibition Micromachine / MEMS 2008:International Tradeshow for Micro/MEMS & Nano Technologies)に参加。
― 半導体の微細加工技術などを集めたマイクロマシン(Micro Electro Mechanical System)の展示会でした。半導体に限らず、レーザーによる微細加工、高性能膜化プロセス、高性能表面研磨、超微細計測などの先端技術製品の製造を支える技術・製品・受託加工などの展示がされていました。流石にドイツからの出展にはドイツ製造業の力を示す高度な製品が出展されていました。
- 2008.7.23
ワイヤレスジャパン2008(EXPO COMM WIRELESS JAPAN 2008)に参加。
― 携帯電話を始め、無線通信に関する技術、携帯コンテンツ、関係する部品などを展示する場でした。日本の大手携帯会社や大手携帯電話機器メーカーは新モデル紹介にフォーカスしていましたが、米国・台湾企業はWiMAX技術の紹介をしており、少しWiMAXへの関心が戻ってきたようでした。またLTE(Long Term Evolution)の言葉も見られ、TheEconomistに言う4Gへの動きが少し見えていたと思います。
- 2008.7.17
大阪空堀商店街「にぎわい堂」のサンモクサロンに参加。
― 大阪中央区の空堀 谷町地区は心斎橋などに近いながら、古い路地・昔ながらの町屋が残る一画です。その町屋のひとつを活かし街の活性化と情報発信・交流スペースとして、寺西さんが2003年末に作った「にぎわい堂」でシリコンヴァレー(SV)の話をしました。地元で紙問屋、米販売、ITビジネスをしている方を始め、大学の先生、大阪市職員など多くの方が集まり「にぎわい堂」活動の実力を感じました。10年振りにSV時代以来の方にもお目にかかりました。
http://www.nigiwaido.com/
- 2008.7.1
大田区加工技術展示商談会に参加。
― 大田区の加工受託企業の技術展示会に参加しました。日本の製造業を支えてきた特長ある加工技術を有する企業の実力を示す展示会でした。
ただ、各社の生産プロセスを支える工作機械のソフトの開発は、我が国の中小・中堅IT企業によって行われているかどうかについて、確信を持てるだけの情報はその場では得られませんでした。引き続きの課題です。
- 2008.6.25
設計製造ソリューション・産業用ヴァーチャルリアリティ展(Design Engineering & Manufacturing Solutions Expo・Industrial Virtual Reality Expo)に参加。
― CADソフトが多く出展されていましたが、ベルギーのBRICSCAD、Materialise,
ドイツのTOSCA、などヨーロッパの3次元グラフィックソフト・CADソフトが印象に残りました。
また、我が国のソフトでは、粒子法・流体解析プロジェクト(EMPHAS-Project. Engineering with Multi Physical Partial Simulation)という多種流体の行動解析ソフトを提供する東大発ヴェンチャーであるプロメテック・ソフトウェア?に、興味を覚えました。
- 2008.6.24
慶応藤沢キャンパス・イノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コンソーシアム(KIEP)フォーラムに参加。
― 湘南藤沢キャンパス発の産学連携・インキュヴェーティング・新規事業創業など
の試みとして、国領教授などが中心として活動を始めたKIEPの 第2回フォーラムに
参加しました。熊坂教授の「お喋りなロングテール」というネットワークメディアが支配
する現代情報社会における社会的個人の思考論についての講演、仰木准教授の「ヒ
トの動きをセンサで捉える」という通常人、スポーツプレイヤー、匠の動きのセンサに
よる分析についての講演がありました。更に慶応藤沢インキュヴェーション発の起業
3社のプレゼンがありました。
- 2008.6.23
横浜Design Product Groupのモノ作りミーティングに参加。
― ?スリーテック久野社長等が主催し横浜市が応援するミーティングに参加しまし
た。今回は日本の美意識とモダンシンプルライフの融合を目指すオリジナル家具の
新規アイデアについて提案の具体化を参加者で議論しました。
- 2008.6.20
WAA勉強会に参加。
― Japan Development Instituteの小林 正一氏から、アフリカ・タンザニアの蚊帳製造の住友化学関連工場が立地している工業団地を始めとして、数多くの開発プロジェクトを途上国の首脳との太い人的信頼関係を基に進め、途上国の経済的自立を応援してこられたか、について話をお聞きしました。
- 2008.6.19
蔵前ヴェンチャー相談室(KVS)セミナーに参加。
― (社)蔵前工業会と東工大が共催するKVSセミナーにて、「ヴェンチャーキャピタルの本質的役割」というパネルディスカッションに参加しました。
アジルネットワークス?篠田氏、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ?安達氏がパネラーとして、起業からEXITに至るまでのVCの役割と限界を議論されました。日本でのEXIT戦略にM&Aが何故無いのかが議論の焦点となりました。
- 2008.6.6
東工大横浜ベンチャープラザ・すずかけビジネスセミナーに参加。
― IBMビジネス・コンサルティング・サーヴィス?池田 和明氏から「技術シーズベースの新規事業創出における課題と解決策」という講演をお聞きしました。
我が国が必要とし、欠如しているイノヴェーションを、シーズ側から如何に事業に繋げるか、最終的なニーズを想定しつつ段階的な意思決定を戦略的にどのように試行していくか、を解説しておられました。
- 2008.5.23
WAA勉強会に参加。
― 銀座柳画廊の野呂 洋子氏から、アジア特に中国の経済発展の中で我が国の現代アートに対する注目が高まってきている事情、我が国における現代アートに対する関心、中産階級意識の高い我が国の絵画への関心、そして中での画廊経営について話をお聞きしました。
- 2008.5.22
明治大学情報コミュニケーション学部の授業に参加。
― 同学部廣澤さんが担当されている講義の一部として、米国シリコンヴァレー(SV)におけるIT産業の発展・現状を対比し、我が国におけるIT産業の今後の発展の可能性を考える話をしました。特にSVと中国・インドを英語とプログラム言語で繋ぐネットワークの中に、SV製品のローカリゼーションではなく真のIT技術を開発し参加していくために我が国IT産業の担い手の若い世代のグローバルな活動を切望することを訴えました。
- 2008.5.22
ビジネスコミュニケーション東京2008(Business Communication Tokyo 2008)に参加。
― 特に中小企業オフィス・工場で複数の電話受話器などを導入できる簡易なIP電話システムが多く出展され、IP電話利用の底辺が広がって来ていることを示していました。
- 2008.5.14
組込みシステム開発技術展(Embedded Systems Expo (ESEC))に参加。
― 多くの展示会が平行して開かれ1500社余が出展、12万名が来場するという巨大な展示会でした。横浜DPGのスリーテック社がZigBee対応無線送受信モジュールなどの展示を行っておりました。
特に、生産プロセスにおける工数・プロジェクトの管理を可視化し改善活動のツールとするデンソークリエイト社のソフト、デヴァイス搭載ソフト開発の支援・最適化を行いデヴァイス機器自体の品質・信頼性向上に繋げるWindRiver社のシステムに関心を持ちました。前者についてはCADやSCMとの関連でのトータルシステムの現状、後者については汎用的プラットフォーム的システム開発の我が国の現状について、課題を認識
しました。
- 2008.5.13
ワイヤレス・テクノロジー・パーク2008(Telecom Summit Wireless Tech. Park 2008 )に参加。
― 横浜における無線通信技術の専門展でした。R&D向け、性能確認検証用のソフトウェアなどが多く展示されていました。
その中で、ICデヴァイス開発の効率化、ディジタル信号処理アルゴリズムの開発などを進めるシミュレーションソフト、CADソフトなどを提供するSYNOPSYSに関心を持ちました。残念ながら我が国発の技術でなく米国シリコンヴァレー発の会社でした。
- 2008.4.18
WAA勉強会に参加。
― 株式会社ソルパック社長の藤田 勉氏から、元IBM社員として同僚とともに57歳で起業し、中堅・中小企業向けにITシステム導入の提案・サーヴィス提供を行う同社の努力を第一とし、相手を思う心を柱とする企業理念と行動原理について話をお聞きしました。
- 2008.4.16
ファインテック・ジャパン(FPD R&D and Manufacturing Tech. Expo&Conference)に参加。
― フラットパネルディスプレイ関連の展示会でした。横浜DPGのスリーテック社は、韓国UniJet社の有機EL等用のインクジェットプリンターの展示を行っておりました。
インクジェット方式を使用した半導体、OLEDなどの生産方式の展示が目立ちました。
- 2008.4.11
CPhI JAPAN 2008 (Convention of Pharmaceutical Ingredient)JAPAN 2008(第7回 国際医薬品原料・中間体展)に参加。
― 今まで経験していない医薬の原料・中間体の展示会に参加しました。NDAの受託合成などの最先端の技術を有するヴェンチャー企業、原医薬の製造受託会社、医薬情報データベース検索・分析会社、博士号取得者など研究者派遣会社など、我が国の医薬開発分野の実態を見て、この分野のグローバル化を認識しました。
- 2008.4.8
コラボレイティブ・ものづくりデイ2008「ものづくりを“見える化”するIT」に参加。
― THK?の設計ノウハウのディジタル化による顧客ニーズへの対応力強化、?ジャストシステムのものづくりを支える知識等の効率的利用を実現するための文書データの全社的一元管理、立松モールド工業?の金型製造における海外拠点との協業、などの話を聞きしました。特に、効率的でニーズに対応した生産を進めるには、知識・情報を全社的に、水平・垂直から、一元的に収集しアクセスできるITシステムの構築、ソフトウェアがものづくりをバックアップする生産システムの構築が重要であるにもかかわらず、システム構築にかかる技術者問題などの課題が多いことに関心を持ちました。
- 2008.3.11
ものづくり生産革新セミナー「ダントツ工場を創る」に参加。
― 千葉工大小? 栄次氏のレスキューロボットの開発、オムロン武雄?のすりあわせ的ものづくり革新、GTRの実現を支えた日産自動車の生産革新への取り組みなど話を聞きしました。特にオムロン武雄における、製品のライフサイクルを考慮して先行的に、生産過程におけるソフトとハードの擦り合わせ部分を標準化しつつ、需要の変動部分をロボットによるフレクシブルなものづくりで対応する生産方式に関心を持ちました。
- 2008.3.6
キャンバス・ジャパン2008(CANVAS Japan 2008 )に参加。
― 日本テントシート工業組合連合会などが主催する展示会で、建築材料としてのテントシートから都市空間を創出するテントシートまでの幅広い用途と現代的なデザインの空間作りを示す展示品が多く出されていました。
- 2008.2.19
米国サンフランシスコ/シリコンヴァレー訪問。
― 6年振りに米国サンフランシスコ/シリコンヴァレーを訪問しました。ジョイント・ヴェンチャー・シリコンヴァレー・ネットワーク会議、ゲーム・デヴェロッパー会議に参加し、JETROのビジネス・イノヴェーション・センターを訪問しました。
また、旧知の現地コンサルタント等と協業関係を再確認しました。
?DITTO 代表 石戸 太(いしど とおる)氏
?GRA&S 代表 坂本 明男(さかもと あきお)氏
?Yamazaki Technology Corporation 代表 山崎 敦(やまざき あつし) 氏
?Global Communication パートナー 金松 洋子(かなまつ ようこ)氏
?PacificVision Partners (Edward Ifshin, Patrick Bray, Shoei Kaneko)
などです。
現下の最大のイッシューは環境問題とその解決策への投資でした。ソーラーパネル
セル新材料、燃料電池、電気自動車などへの投資が増加。
- 2008.2.9
横浜Design Product Groupのモノ作りミーティングに参加。
― ?スリーテック久野社長等が主催し横浜市が応援するミーティングに参加しました。横浜のモノ作りに取り組むIT等の企業に地元のデザイナー、学生などが参加して、TY社のハンディなPCデータ入力装置と柳川氏提案のLEDによる情報通信技術の新しい可能性あるいは融合についてグループ討論を行いました。
- 2008.2.5
ヴェンチャーフェアJapan2008(Venture Fair Japan 2008)に参加。
― 中小企業基盤整備機構が主催するヴェンチャー企業のマッチングのための展示会です。ハイテクから生活関連分野まで、幅広く日本のヴェンチャー企業の製品・サーヴィスが集められていました。その中で?スープラディスレイの非接触光書き込み・光消去システムと言う半導体レーザーを使った技術が非常に印象的でした。理研発の技術で、大手企業と共同研究が進んでいるとのことでした。
- 2008.2.1
ENEX2008(Energy & Environment Exhibition )に参加。
― 省エネセンター(ECCJ、The Energy Conservation Center, Japan)が主催する地球環境とエネルギーの調和をテーマとする専門展に参加しました。都市空間におけるエネルギー効率使用技術、省エネ機器、バイオマス利用技術など、多彩な 展示でした。特に、工作機械の切削工具の加工状態変化を電気信号として読み取り、加工の異常を検知するとともに、定常切削=エネルギー最適使用を確保するソフトロックス社のソフトウェアが印象に残りました。
- 2008.1.30
ITPro EXPO2008に参加。
― ITちゃんこ鍋のような感じの総合展でした。サーヴァー、WAN、WIMAX、アウトソース、データストレージ、セキュリティ、内部統制、ウィルスソフト、などなど。その中で、WANアプリーションソフト配信分野の米国企業であり金融関連システムに強いというPacketeer, 企業内の多様なマスターデータを連携させ管理するMDMソフトを開発している日本のヴェンチャー企業であるinfotereria が印象に残りました。
- 2008.1.17
インターネプコン、プリント配線板Expo、半導体パッケージ技術展に参加。
− 半導体実装、プリント配線板などエレクトロニクス産業の裾野を形成する中小・中堅企業の出展を見ました。非常に先端的な、また、繊細な加工技術を有する日本企業が多くあるなかで、EMSや部品供給などアジア企業が多く出展し、国際的な分業が急速に進んでいる現状を確認しました。まだまだ日本語でのプレゼンが殆どのなか、大日本印刷が英語でプレゼンをしているのが非常に印象的でした。